心臓の超音波検査は心機能を定量的に分析できるだけでなく、心筋の動きや弁膜疾患も動的に評価することができます。正しい断層面の描出技術と心機能評価の方法を身につけておきましょう。症状や目的にあわせて効率良く検査を進める必要があります。効率良く正確な検査を進めるためには、疾患や病態とその超音波画像に対する知識を有していることはもちろん、自在に目的部位を描出・検査ができるように超音波セミナー等で技術を磨いておくことが重要です。
心エコー検査で習得しておきたい項目
基本断層面の描出は必須です。長軸断層・短軸断層・心尖部、心窩部からの断層画像は、正しい断面を手早く描出できるよう練習しましょう。
心筋の厚みや動き、弁膜の動きや狭窄、逆流の評価も大切なポイントとなります。正常の動きや画像を理解しておきます。BモードおよびMモード、ドプラを利用します。
心機能を評価するにあたり、ドプラ法を用います。超音波ドプラ法の原理や使用方法についても熟知しておくことが求められます。少なくともカラードプラ・パルスドプラ・連続波ドプラについての知識と操作方法を習得します。
心臓の超音波検査では、上記の正しい断層画像の描出と計測、心筋や弁膜の確認、ドプラによる評価等により得られた情報をもとに病変の存在と病態を総合的に把握できる能力が求められます。
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また、受講後のフォローアップがしっかりしている点が良いと思います。質問やエコーに関する悩みに対して受講時に担当された講師から丁寧な返答が返ってきます。近いということもありますが、参加者の中で一番人気のセミナーです。