消化管の超音波検査セミナー・講習会まとめ

超音波は気体や骨を透過することができないことから、消化管は不得手な領域とされていました。しかしながら近年の超音波装置の進歩によって非常に詳細な画像を得ることができるようになり、消化管の超音波検査は今や必須となってきています。

特に急性腹症や妊婦の検査では超音波検査が大切な役割を果たしています。日頃から正常像に目を向けておくことだけでも異常の発見に役立ちます。

消化管の超音波検査は症状や目的にあわせて効率良く検査を進める必要があります。効率良く正確な検査を進めるためには、疾患や病態とその超音波画像に対する知識を有していることはもちろん、自在に目的部位(胃・小腸・結腸・虫垂・直腸)を描出・検査ができるように超音波セミナー等で知識と技術を磨いておくことが重要です。

消化管エコー検査で習得しておきたい項目

基本的な消化管エコーの走査方法を身に付けます。消化管内にガスが存在する場合には時に強い圧迫が必要になってくることもあります。

また消化管の位置や視野、診断に必要な画像を得るためにコンベックスやリニアなど数種類のプローブを使い分けることも重要になってきます。時に血流情報を得るドプラ法を使用するケースもあります。正しい検査機器の調整ができることは手技と同様に大切な事項です。

消化管の超音波検査では正常解剖や超音波像を理解しておくことが必要です。実際の検査においては消化管壁の肥厚や内腔の拡大、リンパ節や脂肪組織等、周囲組織の異常にも注意を払いながら検査を進めます。

食道、胃、小腸、大腸、虫垂等の正常壁構造と厚み、径は必須な知識となります。また、炎症やイレウス、重積、憩室、腫瘍等、各種疾患時の超音波画像も理解を深めておくことで消化管病変の診断に大きく役立ちます。

管理人おすすめの消化管エコーセミナー

US-ism

技術の再現性 ★★★★★ 講習内容・時間 ★★★★★
初心者への指導 ★★★★★ 受講後のフォロー ★★★★★
開催頻度 ★★★★★ 会場へのアクセス ★★★★

US-ismは超音波検査ハンズオンセミナーを専門とする会社で、初心者を教える専門の講師が揃っています。教科書に載っていないような裏技や実践に即したちょっとしたコツをわかりやすく指導してもらってます。毎日のようにセミナーを開催していることもあり、我儘な日程の相談に対応してもらえるところもありがたいですね。

また、受講後のフォローアップがしっかりしている点が良いと思います。質問やエコーに関する悩みに対して受講時に担当された講師から丁寧な返答が返ってきます。近いということもありますが、参加者の中で一番人気のセミナーです。

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