下肢静脈の超音波検査セミナー・講習会まとめ

下肢静脈は超音波検査にて詳細な画像が得られるようになってきました。特に足の腫脹や疼痛、肺血栓塞栓症(PTE)の原因となる深部静脈血栓症(DVT)の診断、そして下肢静脈瘤(varix of the lower extremity)の診断と治療に超音波検査は大きく貢献しています。

下肢静脈超音波検査は非侵襲的に繰り返し検査を行え、スクリーニングから精密検査まで幅広くカバーできる点に優れます。下肢静脈超音波検査を行うにあたり、正しい断層面の描出技術と計測方法、効率良く正確に検査できる手順や技術を身につけておきましょう。

下肢静脈エコーでは、症状や目的にあわせて効率良く検査を進める必要があります。短時間で正確な検査を進めるためには、疾患や病態とその超音波画像、治療方法に対する知識を有していることはもちろん、自在に目的部位を描出・検査ができるように超音波セミナーや講習会等で知識と技術を磨いておくことが重要です。

下肢静脈超音波検査で習得しておきたい項目

基本的な下肢静脈超音波検査の走査方法や効率良く短時間で目的を達成できるよう、下肢血管の解剖はもとより、正しいスキャン方法や被検者の体位を設定するための技術と知識を身につけます。

Bモード画像だけでなくドプラモードも多用しますので、正しい検査機器の調整ができることも大事な項目です。

下肢静脈超音波検査は細血管を対象にしますから、しっかり血管を描出できるプローブの走査技術を身につける必要があります。また仰臥位だけでなく座位や立位での検査、そして圧迫法やミルキング等の手技を駆使して検査にあたりますから、いつ体位を変えたらよいのか? そして必要な時に素必要な手技を早く使えるように準備しておくことが効率良く短時間で検査を行う上で重要なことです。

血流の評価においてはドプラ法の理解と検査機器の調整ができるようにしておくこと。そしてドプラ法で得られた情報を評価・診断に活かす知識も求められます。

また、深部静脈血栓症(DVT)、下肢静脈瘤(varix of the lower extremity)と他の疾患を鑑別できるよう、異常所見画像の知識も重要になります。効率よく講習会で身に付けましょう。

管理人おすすめの下肢静脈エコーセミナー

US-ism

技術の再現性 ★★★★★ 講習内容・時間 ★★★★★
初心者への指導 ★★★★★ 受講後のフォロー ★★★★★
開催頻度 ★★★★★ 会場へのアクセス ★★★★

US-ismは超音波検査ハンズオンセミナーを専門とする会社で、初心者を教える専門の講師が揃っています。教科書に載っていないような裏技や実践に即したちょっとしたコツをわかりやすく指導してもらってます。毎日のようにセミナーを開催していることもあり、我儘な日程の相談に対応してもらえるところもありがたいですね。

また、受講後のフォローアップがしっかりしている点が良いと思います。質問やエコーに関する悩みに対して受講時に担当された講師から丁寧な返答が返ってきます。近いということもありますが、参加者の中で一番人気のセミナーです。

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